あなたのサロン、衛生管理はバッチリですか?~基礎知識編~

こんにちは!BiYouオンラインショップです!

新型コロナウイルスの流行により、行政・民間の啓発活動を受け、衛生管理への関心が高まっている今日この頃。
日常生活で、サロンの現場で、これまでも気をつけてはいたけど、より一層意識するようになった方が多いのではないでしょうか?

私たちエステティックサロンは、不特定多数のお客様の皮膚に直接触れるサービスを提供する場です。
そのため、きちんとした衛生管理が行われることが今後強く求められます。

そのためには、しっかりと正しい知識を身につけることが第一歩。
衛生管理をすることでどうなるの? 殺菌・除菌・抗菌など、似ているワード、どう違うの?
などなど、今一度 衛生管理についての正しい知識をおさらいしましょう!

 

《衛生管理をするとどうなるの?》衛生管理の考え方

まずはじめに、衛生管理の目的はエステティックサロンを清潔に保ち、今回のような感染症のまん延を防止することです。
これらのウィルスや病原菌は肉眼で確認できませんが、人体に侵入、定着し増殖することにより水疱、発疹、発熱や下痢などを引き起こします。

これらを防止する為に大切なのは

サロンの環境の中に病原微生物が存在しないこと

仮に存在していたとしても、お客様や従業員の体内に侵入しないよう予防すること

です。

不特定多数のお客様が出入りするエステティックサロンが病原菌に汚染される危険性は十分にあります。
ですから常に、汚染されていることを前提に決められた手順で衛生管理を行うことが重要です!

 

《殺菌・除菌・抗菌…どう違う?》衛生管理に関する用語解説

なぜ衛生管理が重要なのかお分りいただけたかと思います。
ところで、衛生管理用品のコマーシャルで【殺菌・除菌・抗菌】なんてワードをよく耳にしますよね。
それらのワードの意味の違いをしっかり理解できていますか?

曖昧なまま、なんとなくで製品を購入し使用して満足♪
でも、実は狙った効果がなかった…なんてことにならないように、基本的な用語を解説いたします!

 

感染…病原微生物が体内に侵入し、臓器や組織内にて増殖すること。

感染症…感染によっておこる疾患のこと。

病原微生物…感染症を引き起こす細菌、ウィルスや小動物のことをいい、感染症は病原微生物の増殖あるいは排出する毒素が原因のことが多い。

滅菌…有害無害問わず存在している全ての微生物を死滅させるか除去すること。

消毒…対象物の病原微生物を除去、殺菌または無毒化して対象物を使用しても害がない程度にすること。

殺菌…菌を殺すこと。しかし、殺す対象や程度を含まないため、例えば全体の1%を殺して99%が残っている状態でも殺菌したという。

除菌…対象物から物理的に菌を取り除くこと(例:石鹸などで洗い流すなど)。必ずしも死滅させたりという意味ではない。

抗菌…主に細菌類の増殖を抑えること。

静菌…低温保存するなどにより細菌の増殖を抑制すること。

※公益財団法人日本エステティック研究財団 エステティックの衛生基準一部抜粋。

 

いかがでしたでしょうか?
今後の衛生管理用品選びやご使用の際に是非思い出していただけると幸いです。

また、BiYouでも衛生管理用品を各種お取り扱いしております。
是非ご活用ください。

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おわりに

さて、今回は衛生管理とはなんぞや?ということから、基礎的な知識をご紹介しました。
次回は「では実際にサロンでは具体的に何を行えばいいか?」についてご紹介させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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